発信する側は「察してもらうこと」を期待してはいけない

察するとは

 物事の事情などをおしはかってそれと知る。推察する。「気配を―・する」「―・するところ何か隠しているだろう」
 他人の気持ちをおしはかって同情する。おもいやる。「苦衷を―・する」「彼の悲しみは―・するに余りある」
 深く調べる。

デジタル大辞泉より引用

日本はハイコンテクスト文化だと言われています。
逆に海外はローコンテクスト文化。

ハイコンテクストとは簡単に言うと

抽象的で具体的に言葉にしなくても察する能力を用いて物事を伝える

ということ。

ローコンテクストとは

曖昧さをなくし具体的でわかりやすく言語化して伝える

ということ。

上記に紹介した「察する」や「あうんの呼吸」も日本独特のものです。

 

夫「あ、ちょっとあれとってくれ」

妻「はい、これですね」

で会話が通じますし

上司「今日1人休んじゃって困ってるんだよ」

部下「そうなんですね、僕でよければ入りますよ」

一見なんのことかわからなくても相手の言いたいことを読むことができます。

 

これを改めてみていただいてわかるように

受け手の察するスキルが超!重要

ということがわかると思います。

 

以前わたしが書いた記事

「お時間ありましたらぜひいらしてください」について

この記事で
「お時間ありましたら」では行きません。
だって時間はない。
もっと自分の提供するものに自信を持っていいんじゃない?

という内容の物を書いたのですがその際にいただいたコメントで

「アメリカ的な考え方ですねw
日本語の本来の意味を考えないと本当のコミュニケーションは取れないのでは?
この考え方だと、例えば近所の人がお裾分けやおみやげを、
「つまらないものですが…」と持ってきたら「つまらないものならいりませんよ?」と言っているのと同じなのでは?」

といただきました。

おっしゃるとおりです。
ですが、わたしの書いた記事はあくまで

発信する側の話であって受け取る側の話ではないのです。

 

発信する側は「察してもらうこと」を期待してはいけない。

 

ハイコンテクスト文化では通用しなくなっていくからです。

今になって言われていることではなく
20年も前からグローバルという言葉が使われ
現在は異なる文化を持つ人々が同じ場所で働く光景は当たり前になっています。

さらに、それぞれの働き方や雇用体系が多様化し
専門性の高い職業が増えていけばいくほど
ハイコンテクストではコミュニケーションがとれなくなっていきます。

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コミュニケーション力のある人材が欲しいという会社はなくならない

 

エンジニアと営業の衝突が激しい。
その時ある企業のリーダーは営業の社員にこうアドバイスしたそうです。

「相手が外国人だと思って話をしてみたらどうか」

というもの。

説明不足で
「どうしてこんなことも理解してもらえないんだ」
と思ってしまうのは当たり前。
なぜならお互いがお互いの専門性の高い分野にいて
働いている環境も使っている言語も違うから。

 

専門性も雇用形態も年齢も働き方も違う人が
同じ場所できちんとコミュニケーションをとって仕事をしていくためには
「察する」の使い方を間違えないこと。

日本人の「察する」というものは素敵な文化ですが
これは受け手がすることであり、話し手が「察する」ことを強要することではない。

受け手は察する力や想像力で相手をしっかり知り
話し手は具体的にわかりやすく相手が理解できるように伝える。
どちらの能力も育てるべきもの。

ビジネスコミュニケーションにおいても
恋愛コミュニケーションにおいても

自分の意志や意見はより具体的に明確に相手に伝えることが大切。

 

伝わらなければ言っていないことと同じなのです。

 

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加藤 望
ビジネスコーチ/話し方聴き方講師 加藤望 持ち前の明るさと魅力を引き出す会話力、面倒見の良さを発揮し、クライアントの目標達成を全力で後押しするコーチングが好評。働き方や生き方が多様化する中、ファシリテーティブリーダーや人の話をしっかりと聴ける人を増やしていきたいと、楽しく学べるセミナーやチームコーチング、個別コーチングなどを行っている。 現役MC・ラジオパーソナリティーとしてShibuya cross-FMにて毎週水曜21時から自身の番組を生放送中。お問い合わせ:info@nozomicoaching.com

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