傾聴(アクティブリスニング)の大切さのお話。

私の気持ちは誰にもわからない

このブログを読んで

誰も私の気持ちなんてわからない。お葬式なんかいらないと思った日

こうコメントをつけてシェアしました。

“一昨年
父が亡くなった。 
2日後に祖母が亡くなった。

私達は2日連続で同じ火葬場にいた。

母の悲しみや気持ちは
娘の私にもわからない。
私の気持ちも誰にもわからない。

同感はあれど、
安易な共感したフリはいらない。

みんなそれぞれ大切な人をなくしてる。

5月は実家に帰ろう。”

そう誰にも
大切な人を亡くした気持ちはわからない。
その人の気持ちになることはできないのだ。

人が亡くなるということ以外でも
例えば

仕事で大きな失敗をしてしまったり
大好きな人に嫌われてしまったり
重い病気にかかってしまったり
いじめられて毎日苦しんでいたり

辛くて苦しくて悲しくて
ドロドロと深いところへハマってしまう時。

そんな時は
どうか身近な人へ話して欲しい。
そんな時に上手く話せなんて思わない。
ただ思った事をそのまま言葉と声に出してくれたらいい。

息を吐かないと声はでません。
グッと力を入れて呼吸を止めないで。
息と一緒に気持ちを出してください。

大切な人からのサインに気づいて

ここからは聴く側の話。

忙しい毎日を生きていると
どうしても
強がったり
素直になれなかったり
自分についた嘘すら気づけなかったりすることがあります。

だからサインをうまく出せなかったりします。

すべての人ではなく、
大切な人のサインにだけでも
どうか気づいて欲しい。

「実は…」

と話し始めたら、
何も話さなくていい。

「あなたの気持ちよくわかるよ。」
「私も同じ経験したな。」
「それはあなたが悪いんでしょ」

なんて絶対言わないで。

うんうん、と頷いて
時には手を握って
時には背中に手を当てて

その人と同じスピードで
同じ表情で
同じ呼吸で
ただただ聴いてください。

めいいっぱい話してくれたら
きっとよくなる糸口がみつかります。