なんだかいつも「あんまり読みたくないなぁ」
って思ってしまう方の投稿があるんです。

その理由はなんだろうと考えていたのですが
ちゃんと読んでみたら答えがわかりました。

答え：読んでいて疲れる。

なぜ疲れてしまうかというと
「、」が多すぎて「。」までなかなか辿り着かない文章だからです。

そういう文章って読んでいて息切れがするんですね。

泳いでる時に息継ぎがたまにしかできないような感覚。

「わたしは毎週水曜日に渋谷クロスFMというところでラジオパーソナリティをしているんですけど
そこのスタジオはとっても綺麗で
シダックスの１階がサテライトスタジオになっているので
いろんな方がスタジオ前を通るんですが
中でも外国人観光客の方が最近とっても増えていまして
いろんな方が生放送中に記念撮影をしたり
手を振ってくれたりしてくれて
とっても明るくて雰囲気が良くて
番組数も最近ものすごく増えている放送局なんですよ。」

みたいな。（ゼェゼェ…）

女性は特に無意識に共感しようと思って読んでしまう方も多いので
その人が話している状況などを想像して読むととても息苦しいと思います。

文章は長いのですが、結局何が言いたいのか良くわからないですよね。

例えば、人前で話すときも同じです。

細かく息継ぎをしたり
文節ごとに意味のない間が空いてプツプツとした話し方になってしまうと
聞き心地が悪く内容がスッと入ってきません。

歌の上手い歌手は息継ぎをあまりしないので滑らかに歌うことができます。

ロングトーンで声が出るので無駄な息継ぎをする必要がなく、心地よく聞こえます。

「喋るのは聴く人のため」

といつもお話しさせていただいています。

喋っても伝わらなければ喋っていないことと同じ。

不特定多数の方が読む場所に書くのなら

読む人を意識して読みやすくてスッと認識してもらえる文章の方がいいですよね。

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