自分の声を録音して聞いたことはありますか？

気持ち悪いですよね！自分の声。

自分の声は体の内から響いて聞こえます。
内耳で聞いているんですね。

対して他の人は外耳で外からの響きを聞いています。

なので違って聞こえるんですね。

録音した自分の声ってどんな印象ですか？

人は声や声色で無意識にも意識的にもその人を判断します。

声色には人柄や感情が多く含まれます。

人間の身体ってとても大きな楽器で
いろんなものが声色に影響してくるのですが

今回は基本的な

「声と息のバランスで変わる声色のしくみ」

をお伝えします。

息が流れるから声が出る

基本的な仕組みとして

息が流れるので声がでる、ということを知っておいてください。

息が流れなければ声を出すことはできません。

息と声は同時に出ています。

息と声のバランスで声色が変わります。

声色はその人もともとの基本的な声色もありますし
息と声のバランスをコントロールすることによって操ることができます。

なんだか難しそうに聞こえますが
結構皆さん普段から自然にやっていることなんですよ。

息と声のバランスで声が多いとソリッドボイスという硬い声が出ます。

「すみませーん！」

と居酒屋さんで店員さんを呼ぶときの声はだいたい皆さんソリッドボイスです。

硬くて響く声で遠くの店員さんを呼ぼうと声を張ります。

逆に声と息のバランスで息が多いとウィスパーボイスというささやき声が出ます。

「ねぇねぇないしょの話なんだけど実はね…」

というこそこそ話をするときはだいたい皆さんウィスパーボイスです。

優しくて小さくて他の人に聞こえないように囁く声を出します。

このソリッドボイスとウィスパーボイスが

声が多くて硬い声と息が多いささやき声の両極端と考えて

自分の声はどちらよりでしょうか？

硬い声だと意志が強く聞こえたりはっきり聞こえたり、強く聞こえたり…

囁き声だと優しく聞こえたり落ち着いて聞こえたり頼りなく聞こえたり…

言葉使い言葉選び抑揚…その他いろいろなものでも
話す声から人柄や性格、キャラクターが現れますが声色はその中でもイメージが強いです。

ですが先ほども言った通り、
その場その場で変えることのできるものです。

自分の声がどんな声かを認識し、
息と声のバランスを上手に扱い、
その場に合わせた話し方ができることが理想です。

人前で話すとき
子どもに絵本を読んであげるとき
お客様とお話しするとき
上司と話すとき
部下と話すとき
大事な話をするとき
相談をするとき…

どんな風に話したら思っていることがよりよく伝わるでしょうか？

息と声のバランスを整えたり
操ることができるようになるトレーニングにリップロールという方法があります。

声を出す前の準備運動としても効果的です。
YouTubeで動画を作りましたのでぜひご覧ください。

とっても簡単ですのでぜひやってみてくださいね。

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